ダン沢ノ頭、大高山 大高山
群馬県六合村、長野県山ノ内町
 一ッ石(1,825m)、ダン沢ノ頭(2,040m) 、大高山(2,079m)、小高山(1,937m)
【登山日】 2007年 8月14日
【登山コース】
白根開善学校[6:09]→林道終点[6:41]→一ッ石[8:19]→小倉口三叉路[8:45]→オツタテ峰[9:04]→ダン沢ノ頭[9:31]→小高山[10:24]→[11:12]大高山[11:30]→小倉口三叉路[12:27]→白根開善学校[13:55]
机上の空論かもしれないがいつかは実践してみたいと考えているコースがいくつかある。ほとんどが遠大(無謀?)な計画である。その一つに野反湖→岩菅山→切明→野反湖を2泊3日でまわりたいというのがある。これの実行はいつになるやらわからないが、今回は『群馬300山』を参考に野反湖→岩菅山の中間地点に登りあげる白根開善学校からのコースをその下見がてら登った。自宅から長野原を目指し、手前を野反湖方面に右折し進む。花敷温泉から左折し、今度は白根開善学校を目標に進む。白根開善学校の施設の中を通り抜けゲートの閉まった林道手前に駐車する。
白砂山 草津白根山、横手山 支度をし、幅広い林道を30分ほど歩くと林道終点に行きあたる。終点には軽トラックが1台止められていた。また、林道終点には『赤石山・野反湖登山口』という柱のような太い標柱が立ち、『上信越高原国立公園 大高山・ダン沢ノ頭 登山道のご案内』と書かれた写真をプリントしたような立派な案内板も立っていた。このコースは最近、六合村が整備したとあったのが納得ができる。ここからは登山道となり、草や笹もだいぶ茂っているので靴もズボンも朝露ですぐに濡れてきてしまう。やがて、尾根に上がると周りの山もやっと見えてくる。白根山や白砂山、横手山の電波塔も見える。尾根をどんどん登りあげていくとやっと一ッ石にでる。今日は天気がよすぎて実に暑い。
小倉口三叉路(オッタテ峠) ダン沢ノ頭 一ッ石からしばらく歩くと小倉口三叉路(オッタテ峠)と標柱にかかれた野反湖・岩菅山縦走路に飛び出す。標柱は熊がお気に召さなかったのか引っ掻かれて粉々であった。どうもこの地域は熊が多いらしくいろいろなところに引っ掻いた跡が見られた。とりあえず左の赤石山方面に進みダン沢ノ頭まで行くことにする。道ははっきりしているのだが、かなり背の高い笹に覆われた場所などもあり、歩きづらい。途中には志賀高原山岳遭難協議会の『野反湖←→赤石山』という鉄の板がいくつか取り付けられていた。やがて笹原のピークにダン沢ノ頭という標柱があった。標柱の下部には湯ノ沢の頭まで『時間 1h10min』とあった。遠くには岩菅山も見える。
小高山 大高山山頂 ダン沢ノ頭からは来た道をオッタテ峠まで戻り、今度は野反湖方面に進む。林を抜けるとすぐに小高山が見える。笹原に登山道が1本はっきりと通っている。オッタテ峠から小高山までは30分ほどで着く。山頂は気に囲まれ眺望はない。そこから一旦下ると鞍部は、五三郎小屋、天狗平、大高山の分岐となる。この先も小高山と同じ笹原の登山道が大高山に繋がっている。ここは先ほどの小高山より登りに少し時間がかかった。大高山頂上は眺めもよく、白砂山方面も見える。また、登山口方面も確認できた。ここで昼食休憩をとった。
天狗平 一ッ石 大高山からは来た道を鞍部まで下る。下りの途中からは、天狗平のあたりに涸れた池のようなものが見えた。分岐からは、五三郎小屋を確認しようと下ったが、途中が雪でなぎ倒された木がたくさん道をふさいでいて大変そうなので引き返した。後は、オッタテ峠まで戻り、尾根を登山口に向かって下った。
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