赤薙山、丸山 キスゲ平から赤薙山
栃木県日光市 赤薙山(2,010m)、丸山(2,222m)
【登山日】 2007年 5月23日
【登山コース】
霧降高原[8:09]→キスゲ平展望台[8:46]→焼石金剛[9:20]→赤薙山[9:48]→奥社跡[10:42]→赤薙山[11:39]→キスゲ平展望台[12:17]→丸山[12:33]→八平ヶ原[12:51]→霧降高原[13:40]
平日に休暇が取れそうなので、日光でも奥の霧降高原に出かけようと考えた。かつて表日光連峰縦走を考えたことがあった。実際には、宿泊を伴う登山はなかなか妻の許可かが得られないので断念し、志津越えから女峰山、大真名子山、小真名子山周回としてミニ縦走とした。そのときに登り残した赤薙山へ出かけた。
丸山 山上のダム湖 日光まではいつもの道でそれほど距離を感じなかったが、日光から霧降高原までは思ったより遠かった。スキー場の駐車場に自動車を停めて、スタートした。まずはスキー場のネット脇をキスゲ平に向かって進む。いきなりミツバツツジの花が見事に咲いて歓迎してくれる。登りは結構急である。一汗かいた頃に見晴らしのすばらしいキスゲ平に到着する。ガイドブックによれば、ここまではリフトでも来られるとのことだが、今日はまだ動いていない。キスゲ平からはすぐ目の前に赤薙山に続く稜線があり、右には丸山、遠くの福島県側には山の上にダム湖のようなものが見える。
男体山 赤薙山山頂 キスゲ平からも笹の稜線を登り続ける。途中には焼石金剛という祠がある。やがて道は林の中に入っていく。林の中は、木の根がむき出しになっているところもある。急な登りを進むとすぐに赤薙山山頂の赤薙山神社に着く。ここからは女峰山も見える。まだ時間も早いし、気候も少し肌寒いぐらいで歩くのに最高の状態である。そこで、もっと先まで進み、できれば、女峰山まで往復して、前回のミニ縦走と繋げたいなと思い、さらに登る。少し岩ばった場所やトラロープの取り付けられた場所などを過ぎ、神社奥社跡に着く。ここからは女峰山に続く一里ヶ曽根も確認できる。ここから女峰山まで往復4時間、そしてここから下まで2時間、今の時期ならば日も長いので十分可能である。そう判断して、いざ出発しようとして問題が起こった。ここから鞍部まで一旦下り込むのだが、腐った雪が日陰のせいかたくさんあり、足を取られて実に歩きにくく大変なのだ。少し進んでみたが、嫌気がしてしまい、これから先に行くのを断念した。
奥社跡 六方沢橋 奥社跡からの眺めを楽しみ、下山をはじめた。途中の眺めのいい岩場で福島県方面を眺めると霧降高原道路の先にある六方沢橋も見える。来た道をキスゲ平まで下ったところで、まだ時間的にも早いので丸山に登ることにして分岐を進む。丸山への登山口にはツツジではなくアカヤシオが咲いていた。丸山にはわずかな時間で登ることができる。また来た道を戻るのも詰まらないので、ヤマザクラやオオカメノキの花を愛でながら八平ヶ原に降りた。八平ヶ原からはキスゲ平から下ってくる道に戻り、駐車場に向かった。女峰山まで繋げることはできなかったが、高原の気持ちいい山歩きは最高であった。
TOP 記録 2007
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