栗生山(葛葉峠) 栗生山
群馬県桐生市 標高 968m
【登山日】 2007年 5月 5日
【登山コース】
葛葉峠[8:55]→3峰[9:39]→[9:57]栗生山[10:24]→[10:58]前衛ピーク[11:20]→カタクリの小沢[11:33]→葛葉峠[11:49]
このゴールデンウィークは、『安蘇の山懐から』の山とんぼさんのマイナーな黒保根の山のページを参考にして、花見登山を実行している。今回もゆっくり家を出て、ゆっくり登って、あまり人がいない花の見れる山として、「葛葉峠からの栗生山」を選んだ。家で朝食をとってから、赤城の南面を巻いて122号線を行った。道は意外に空いていて順調に進む。122号線を水沼から左折し、沼田方面に向かい、萱野付近にある別荘の看板を右折して道なりに進む。曲がりくねった道の両側に別荘があり、さすがにゴールデンウィークなのでほとんどに滞在している。別荘を抜けた峠が葛葉峠である。
アカヤシオ 私の好きな林 もちろん誰もいない峠に駐車し、出発する。取り付きは、火の用心の看板の後ろである。すぐに急な登りとなる。まわりの木につかまりながらピーク目指してひたすら登る。少し平らになったあたりが山とんぼさんのいう1峰らしい。さらに2峰へと進む。2峰からは右に急下降するのが正解らしい。そして3峰、栗生山直下の鞍部と進む。このあたりの稜線はものすごくしっかり踏まれている。ここまででは、アカヤシオ、ミツバツツジの蕾からもう落ちてしまった花びらまで場所により花の状況が多種多様に見られた。この辺の林は実に趣があり期待したものより遥かにすばらしい。
ミツバツツジ 袈裟丸山方面 ここから前に見える栗生山に登る。途中から人の声も聞こえてくる。頂上の手前は遮るものもなく赤城や葛葉峠方面が一望できる。(神社から栗生山に登った時には北側に行ってみるといい)頂上に到着すると1組がちょうど下山するところだった。さっきの声はこの方たちらしい。頂上の南側の花と展望を楽しんでいるとまた1組が登ってきた。話をしてみたが、もちろん葛葉峠から来たと言っても?である。私にすればかなりのんびりしてから再び鞍部まで下り、3峰まで戻った。ここからは、左の派生尾根のほうに進んだ。一つめピークを過ぎ、2つめの前衛ピークというところまで行った。ここからは別荘方面に刈り払われた送電巡視路のような道が降りていた。ここで昼食を食べた。
山頂より葛葉峠方向 ツツジの蕾 前衛ピークからは、転げ落ちるような下りを降りて、カタクリの沢と山とんぼさんが名づけた沢に出る。後は道なりに進み、816m峰には登らず、雑木林と杉林の境界を通り、ピークを巻いて別荘地の中へ出た。少しの歩きで葛葉峠に到着した。このコースは、栗生山手前の3峰付近の林やが予想したよりもすばらしく、花見もできて最高のコースであった。
TOP 記録 2007 群馬百名山 群馬の300山
inserted by FC2 system