地蔵岳、石倉山 石倉山
栃木県日光市 地蔵岳(1,274m)、石倉山(1,113m)
【登山日】 2006年12月23日
【登山コース】
粕尾峠[8:08]→地蔵平[8:29]→地蔵岳[8:50]→前地蔵岳[8:59]→石倉山分岐[10:20]→[10:59]石倉山[11:54]→地蔵岳[13:29]→粕尾峠[14:08]
先週の稜線歩きの続きが歩きたくて、帰宅後ネットで調べると石倉山という未知の山があることを知った。そこで、前回とは反対側の前日光高原から地蔵岳と絡めて石倉山を目指すことにした。
首欠け地蔵 地蔵岳頂上 この山域には地蔵岳が近くに2つある。一つは細尾峠から薬師岳や夕日岳などとあわせて登る日光のもので、もう一つが今回の粕尾峠から登る前日光のものである。いつものように122号線を進み、足尾から粕尾峠方面に入る。峠の手前に地蔵岳登山口の案内板があったのだが、気づかず粕尾峠の横根高原入口の看板まで行き、車をスペースに停めた。登り口はここにもあり、この看板の後ろから笹の中の踏み跡を進む。少しのアップダウンを経て、地蔵岳手前鞍部の少し広い平坦地にでると木に地蔵平の標識が掛けられていた。その先には首欠け地蔵といわれる、その名の通り首のないお地蔵さんがある。ここからトラロープが設置された細い岩尾根などを経て、急な登山道を登り上げると、地蔵岳頂上に着く。もちろん地蔵岳というだけあって、山頂には石の祠の中にお地蔵さんがあった。頂上は東側が開けていて、前日光高原の勝雲山方面の眺めがすばらしく、実に気持ちのいい場所である。
石倉山山頂 石倉山山頂から地蔵岳 地蔵岳から一旦下り登り直すと、そこには前地蔵岳という標識が木にかけられていた。ここから先は前回と同じような稜線歩きで、枯葉の道を進むのは実に気持ちがいい。しかし、前回同様1ヶ所林道が稜線脇に現れ、興ざめである。稜線上には、この地域独特なのか、よく赤松の木を見かける。大萱山の帰りに見た林道分岐の杭が654杭だったのに対して、今回最初に見つけたのが696杭であった。この杭の番号1つ当たりどのくらいの距離があるのだろうか。稜線を1時間20分歩き、663杭付近で稜線は、石倉山分岐となる。木々の間からは石倉山と思われるピークも見える。小さなアップダウンを繰り返して進むと見た目よりは簡単に石倉山に着いた。ここはネットの情報によると1109.1mに三角点はあるが本当のピークはその先にあるとあったので確認してみると三角点ピークの先に細長いピークがあり、そこに石倉山の山頂標識が2枚付けられていた。この本当のピークの標高は1113mらしいが標識は1109.1mとなっていた。
大萱山 笹原と袈裟丸山方面 石倉山山頂からは地蔵岳がよく見えた。山頂から西側斜面に戻り、日当たりのいい笹原の斜面で昼食休憩とした。ここからは、前回登った大萱山や袈裟丸山方面が綺麗に見え、この笹原もとても気持ちが良さそうである。帰りは稜線分岐まで戻り、来た道を帰ったが、来るときには気がつかなかった男体山の眺めもすばらしかった。冬の稜線歩きのコースとしてここはとても気持ちがいいところである。
TOP 記録 2006
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