大峯、雨ん坊主 雨ん坊主
群馬県高崎市 大峯(983m)、雨ん坊主(1,295m)
【登山日】 2006年11月30日
【登山コース】
林道分岐[7:22]→大峯[8:12]→送電鉄塔[9:10]→雨ん坊主[10:03]→中垣岩分岐[10:26]→烏渕県有林出口[11:45]→山中彷徨→烏渕県有林出口[14:45]→林道分岐[17:09]
先日登った笹塒山が気持ち良かったので倉渕村方面に適当な山はないかと『群馬300山』を探すと大峯、雨ん坊主、中垣岩がおもしろそうだったので早速出かけた。
大峯頂上 大峯から竜ヶ岳、笹塒山 榛名山を巻いて榛名町方面から倉渕村に入り、権田と川浦の境付近に釣堀の看板があるのでそこを左折して三沢林道を目指す。人家が消え、林道をさらに走ると沢沿いの林道分岐に出る。道は沢に沿った直進と左折に分かれていて、直進は三沢林道本道、左折は三沢林道大日陰支線となっている。この分岐のスペースに車を停め出発する。コースはこの林道を左折して大日陰支線に入り、大峯、雨ん坊主、中垣岩を周回して、三沢林道本道から戻るという予定で歩き始めた。橋を渡り、林道を歩いていくと再び林道は分岐しているので、作業道大峰線の看板のある方向に進み橋を渡る。しばらく歩くと右側に大峯の案内があったのでそこを入った。ここからは、枯葉の道を進み、急な尾根を登る。途中には林業関係なのか赤いプラスチックの杭が点々と打たれた場所があった。やがてピークに到着すると石の灯篭のようなものとともに、大峯の山頂標識があった。頂上からの眺望は良く、先日登った笹塒山、竜ヶ岳方面や浅間隠山も綺麗に見える。
大楢の木 雨ん坊主山頂の石祠 大峯から先は一旦下り、大きな楢の木が生えたところに出るとそこには石の祠があった。この大きな楢の木は眼を引くものがあり、石の祠があるのは、やはり何かの信仰の対象なのだろう。その後は、稜線を送電鉄塔目指して進む。道はかなり歩きやすく、一部藪もあるが整備された感じである。やがて送電鉄塔下に出る。なかなか眺めの良い場所で、これから登る雨ん坊主方面も良く見渡せる。ここから林道を下り、送電鉄塔37・38号への黄色い標柱から林道を逸れ尾根に登る。尾根にのると東側が送電鉄塔になっているので、反対の西方向に進む。大きな岩などのある急な斜面を登ると枯葉でふかふかの頂上に着く。頂上には石で囲まれた三角点と山頂標識があり、西側には石の祠もあった。山頂からは角落山、剣ノ峰方面の眺望も得られた。
雨ん坊主から浅間隠山 雨ん坊主から鞍部への下り 雨ん坊主から北側の急な斜面を道に沿って九十九折に下り、やがて丸太で階段状によく整備された細尾根を進む。中垣岩方面を目指すのには鞍部から登り返すのだが、中垣岩に進むべき道ではなく、よく整備された沢に降りていく道に入り込んでしまい下ってしまった。途中で気がついたのだが戻るのが面倒なこととよく整備されているのでどこに繋がっているのか興味が湧いて来たので、ひたすら進んでみることにした。実はこれが大間違いであった。この道は整備されていて、沢には丸木橋が架かり木は道の幅に切られていた。やがて舗装された道路に飛び出すと烏渕県有林の看板と鎖のかかったゲートがあった。この道を地図で確認すると中垣岩より尾根ひとつ北側の烏川沿いの倉渕から浅間隠方面に抜ける道の旧道らしかった。この道を歩いて駐車場所に戻るには川浦まで戻り、三沢林道に入らなければならなかった。そこで少し舗装道を歩いた後、中垣岩方面に向って入れそうな踏み跡があったので入ってみたが山の中を彷徨い、その挙句に先ほどの烏渕県有林の林道に戻り、結局舗装道路を2時間以上歩いて暗くなる頃に駐車場所に着いた。
TOP 記録 2006 群馬の300山
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