笹塒山 笹塒山頂上の鳥居
群馬県高崎市、東吾妻町 標高 1,402m
【登山日】 2006年11月12日
【登山コース】
倉渕ダム事務所[7:50]→細尾沢線分岐[8:06]→細尾沢分線分岐[8:30]→取付点[8:55]→笹塒山[10:38]→倉渕ダム事務所[12:09]
昨年、竜ヶ岳に登って以来寒くなったら登ろうと考えていた笹塒山に登った。
尾根の紅葉 稜線手前の笹原 前回竜ヶ岳に登ったときと同じように、バイパス沿いの倉渕ダム事務所の前に車を停め、ゲートの閉ざされた滑川林道に入った。舗装された林道をしばらく進むと竜ヶ岳に向う「笹塒山のヒカリゴケ及びウサギコウモリの生息洞穴 2.7km」の看板に入らず、直進する。更に進むと左に今まで進んできた林道を戻るように登る分岐に出るので、直進ではなくこれを進む。林道がほぼ終わる辺りでいよいよ右の尾根に取り付く。真っ赤な紅葉と青い空のコントラストがきれいである。最初は赤や黄色の紅葉もあり、傾斜もそれほど急ではないが、やがて木々の葉は落ち、岩が露出した笹原の急な登りになる。突然、水平な道のような踏み跡が現れる。その先の踏み跡ははっきりしないが、登れそうなところから強引に稜線を目指して登る。強引なので一部は木につかまり腕の力で登るような場所もあった。
頂上から竜ヶ岳 下りのトラロープ 登りついたピークは小広場のようになっていて、赤いプラスチック杭や標石のようなものはあるが、笹塒山の頂上ではないようで、周りを確認するとすぐ西側にもう少し高いピークが見えた。稜線を西に進んで先ほどのピークに着くとそこには鉄の鳥居と石の祠があり、笹塒山の山名板もあった。もっと困難な山歩きを想像していたので、意外とあっけなく頂上に着いた感じであった。ここからの眺望はよく、竜ヶ岳、浅間隠山、角落山など周辺の山がきれいである。一休みして下山にかかった。登りに稜線を東から来る途中でテープでマーキングされたところがあったので、そのテープに従って降りてみた。最初はマーキングもはっきりしていたが途中で見失い、枯れ沢のようなところに出て、そこを下ると沢に水も流れ始め、やがて笹原に踏み跡が見つかったのでそれを下った。最後はトラロープがあるところを下ると林業用の作業道のような道に出て、それを下ると細尾沢分線分岐よりは下の林道に出た。後は林道を下って駐車地に着いた。
TOP 記録 2006 群馬の300山
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