榛名ピークハント |
群馬県渋川市、東吾妻町 |
五万石(1.060m)、臥牛山(1,232m)、蛇ヶ岳(1,229m) 烏帽子ヶ岳(1,363m)、鬢櫛山(1,350m)、居鞍岳(1,340m) |
【登山日】 2006年11月 3日 |
ネットを見ながら「次は何処の山に登ろうかな」と検索していると榛名山系のマイナーな山の登山記録がたくさんあった。これは面白そうと思い、1日でできるだけたくさん登りたいと計画して挑戦した。 |
五万石 【登山コース】 ゲート前[7:06]→取り付き[7:16]→五万石[7:32]→ゲート前[7:26] |
伊香保から車で登ったので、まずは、五万石からスタートした。高根展望台の一つ手前のヘアピンカーブに、トラ模様のゲートの降りた林道入口がある。ここに駐車して、林道に入った。林道沿いはまだ紅葉が残っていて綺麗である。しばらく進むと林道が大きく左に曲がり下りはじめる所がある。地形図で見るとここら辺りから取り付くのが一番近いようなので取り付いた。初めは藪があり歩きづらいがすぐに枯葉の林になり、何処でも歩くことができる。少し登ると山名板のついた頂上に着いた。山頂からの見晴らしは利かないが、上を見ると青い空と紅葉の赤い葉のコントラストが綺麗である。帰りは来た道を戻った。 |
臥牛山 【登山コース】 ヤセオネ峠[8:03]→臥牛山[8:17]→ヤセオネ峠[8:31] |
次の臥牛山へは、車でヤセオネ峠付近まで移動し、林道の入口に駐車して出発した。しばらくは林道に沿って進み、案内板に従って踏み跡を進むと少し岩ばった頂上に着いた。頂上からの眺めはすばらしく、榛名湖、榛名富士、相馬山、そしてこれから登る蛇ヶ岳、烏帽子ヶ岳などが朝日に照らされて綺麗である。帰りは来た道を戻った。 |
蛇ヶ岳 【登山コース】ゲート前[8:37]→蛇ヶ岳[8:50]→ゲート前[9:00] |
蛇ヶ岳へは、道を右折し榛名富士の東側に向かう。先ほどの五万石への林道がこの道にぶつかる所まで移動する。そこには「みどり世紀の森」という大きな看板があり、林道はこちらもゲートが閉じられている。ここのすぐ脇には「蛇ヶ岳登山口」という金属のプレートもくくり付けられていた。ここから急な斜面を登ると頂上である。頂上には「蛇ヶ岳 平成元年(巳)」という山名板がつけられていた。干支の山だったのか。 |
烏帽子ヶ岳、鬢櫛山 【登山コース】 登山口[9:05]→鞍部分岐[9:22]→鬢櫛山[9:43]→鞍部分岐[10:03]→烏帽子ヶ岳[10:24]→登山口[10:53] |
蛇ヶ岳の登山口から来るまで榛名湖畔に移動し、「烏帽子山登山道入口」と書かれた案内板から入った。烏帽子ヶ岳には以前家族で登ったことがある。しかしそのときは梅雨の時期だったので、烏帽子ヶ岳に登った所で雨に降られ鬢櫛山には登らずに帰った。したがって、いつかは登ろうと気にかかっていたのが鬢櫛山である。そこで、烏帽子ヶ岳と鬢櫛山の鞍部の分岐では躊躇することなくまず鬢櫛山へと向かった。頂上までは少しの登りでついた。頂上はどうということもない場所で、木の間から烏帽子ヶ岳が見えた。 |
鬢櫛山から鞍部に下り、笹原の道を登るとお稲荷さんの狐の石像が2つ道の両側にある。登りはかなり急になり、岩に鳥居のある場所をロープにつかまりながら登る。この上で傾斜は緩やかになる。頂上手前は、以前来たときに比べて笹が深くなっている。笹が丸く切れている所が頂上である。頂上からは榛名富士が目の前に見える。帰りは鞍部まで戻り、紅葉を楽しみながら登山口に戻った。 |
居鞍岳 【登山コース】 登山口[11:03]→送電鉄塔[11:45]→[11:59]居鞍岳[12:24]→登山口[12:57] |
最後は、本日のメインである居鞍岳である。居鞍岳には、以前に掃部ヶ岳から登ろうとして送電巡視路に降りて耳岩の方へ戻ったことがある。それ以来課題となっていた山である。先週、古賀良山に登った帰りにもネットで見た登山口を探し、確認したばかりである。準備は十分で登山口に向かった。登山口は湖畔の吾妻荘から下った道の途中にある。適当なスペースに駐車してスタートした。登山口はコンクリートの壁が一部切れた所にあり、手書きで小さな板に「居鞍岳」と書かれたものがある。そこからは、巡視路のようで木の階段や工事現場の足場の橋、ゴム製のステップが道に付けられている。やがて居鞍岳を巻くように道は続いているが、送電鉄塔に出た所から尾根伝いに頂上に進む案内板があった。 |
送電鉄塔からは枯葉の斜面をひたすら尾根伝いに登る。すると大きな岩があり、その上に石の祠が2つある。さらに進むと2枚の山名板と三角点のある頂上に着く。ちょうど時間的にもいいのでここで昼食とした。さすがに小振りな山とはいえ数を登ったので、少々疲れてしまった。まだ時間も早かったし、計画としてもあったのだが中止した。ゆっくりと山頂で休み、降りた後は、ゆうすげ荘のお風呂につかり帰途についた。 |
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