アヤメ平 至仏山と尾瀬ヶ原
群馬県片品村 中原山(1,968m)
【登山日】 2006年 8月10日
【登山コース】
富士見下[5:50]→富士見小屋[7:44]→アヤメ平[8:04]→中原山[8:18]→鳩待峠[9:22]→[10:05]山の鼻[10:23]→竜宮十字路[11:26]→見晴[11:42]→富士見小屋[13:43]→富士見下[15:33]
夏の尾瀬を歩きたいと思い、静かな富士見下からアヤメ平を通り、尾瀬ヶ原を歩いた。
アヤメ平 横田代 尾瀬の喧騒は好きではないので、大清水や富士見下から尾瀬に入るが富士見下は特に静かで富士見小屋まで登山者に出会うことは稀である。富士見下から富士見小屋までは静かだが特に見晴らしがいいわけでもなく、花が多いわけでもないのでひたすら登るだけでやはり面白くはない。その上、2時間弱かかるので余計歩く人も減るのだろう。富士見小屋に着くと小屋の雨戸はすべて閉まっていてお客も従業員も誰もいないようで閑散としている。天気は霧が出てきてあまりよくない。富士見小屋からは左に入りアヤメ平方面に向う。霧のせいで木道を歩くと木道に被っている草などの露でズボンや靴がすぐに濡れてしまった。湿原にはニッコウキスゲが咲き、アヤメ平付近では木道を新しくするための工事も行われていた。アヤメ平は霧に隠れているせいか余計に幻想的な雰囲気であった。
山の鼻 ハスの花 更に、中原山、横田代と進んでいくと天気も徐々に回復してきて、リンドウ、ニッコウキスゲ、ワレモコウ、ギボウシなどの花がきれいであった。やがて5年ぶりに鳩待峠に着くと予想通りの喧騒に包まれていた。この喧騒が嫌いなのですぐに山の鼻方面に向けて歩き始めた。道にはアヤメや巨大になったミズバショウの葉があった。これらを眺めながら歩くのだが登山靴での長い木道歩きはダメなようで、足の裏の中央部分が摺れてきて少し調子が悪い。山の鼻に着くと日が差してきて暑くなってきた。朝も早かったので日陰で昼食休憩を取った。山の鼻からは至仏山や燧ケ岳が見えるはずだがどちらも山の上にガスがかかっていて見えない。
見晴方面 燧ケ岳 山の鼻から見晴までは尾瀬ヶ原の花々を楽しみながらゆっくりと歩いた。ここには登山者ではないお気軽な格好をした観光客が多く、私にとっては違和感がある。見晴から八木沢道に入ったところでどうも足の裏がおかしくマメができたようだが、見ると歩けなくなりそうなので適当にかばいながらゆっくりと富士見小屋に向った。富士見小屋からは木道歩きではないので、まだマシだったが、やはり足の裏のマメは痛くゆっくりと富士見下まで歩いた。駐車場所で着替えながら足の裏を見ると想像していたほど酷くはなかったが両足の前中央にマメができていた。登山靴での木道歩きは下手糞である。
TOP 記録 2006
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