三境山、白浜山

三境山、白浜山
群馬県みどり市、桐生市三境山(1,088m)、白浜山(1,125m)、熊糞山(1,140m)
【登山日】 2006年 5月 6日
【登山コース】三境トンネル[8:55]→稜線[9:09]→三境山[9:35]→白浜山分岐[11:32]→[12:34]白浜山[13:04]→白浜山分岐[13:54]→三境山[14:32]→三境トンネル[15:06]
一昨日に道を間違えてこの山域を歩いた。帰宅してから地図で歩いたコースを確認したり、ネットで情報を集めたりするうちに、白浜山、三境山など未踏の山に行ってみたくなった。ゴールデンウィークなので早速出かけた。
ネットで研究したところでは、周回コースもあったが三境トンネルから稜線に登り、三境山を経て、白浜山にピストンしてくるのが分かりやすそうである。まずは林道を走り、三境トンネル入口に到着する。ここには『残馬山、三境山登山口』の標識がある。支度をして沢沿いの登山路に入る。植林地の急な斜面を一気に登り上げると稜線に出る。そこにはかろうじて三境山と読める、高校生がボランティアで設置したが熊に齧られて無残な標識が立っていた。ここからが気持ちのいい稜線歩きである。多少のアップダウンはあるもののこれが気持ち良くってまた来てしまったのだから。後ろに残馬山方面を眺めながら急な尾根を登ると三境山の頂上に着いた。頂上には大きな岩がごろごろして、石祠、三角点などがあった。
三境山からは急な斜面を一気に下る。あとは良く踏まれた稜線を進む。途中には名残のアカヤシオが少し咲いていた。『三境山　根本山』の標識を数枚見ながら進んだ。途中に白浜山への分岐らしいところを通過したが、歩いた時間があまりにも短かったので、もっと先にあるのではないかと勘違いし、前回飛び出した縦走路近くまで行ってしまった。再び稜線を戻り分岐ではないかと思った場所の標識を見ると右下に小さく「白浜山→」とあった。だいぶ時間は余分にかかったがこの稜線歩きは気持ちよく楽しいものだったので気にはならなかった。
分岐からしばらく歩くと広い伐採地に出る。山はマルハゲで悲しい感じである。さらにピークを目指して進むとどうもここが熊糞山のピークだったようだ。さらに下って、枯葉の斜面を登り上げると三角点とその横に『たぬき山』という青い金属板が置かれた白浜山頂上に到着した。ここでゆっくりと休みながら昼食をとった。気温が高いせいか周りの景色はかすみ、遠くまで眺望は得られなかった。帰りは来た道を戻ったのだが、熊糞山の近くで熊の糞のようなものを見た。名前はダテではないのかなと思った。三境山への最後の登りは少しきつかったが気持ちいい春の山歩きができた。