| 蟻川岳 |
 |
| 群馬県中之条町 標高 853m |
| 【登山日】 2006年 3月 3日 |
【登山コース】
登山口[9:51]→山ノ神[10:03]→蟻川岳[10:33]→西林道[10:52]→登山口[11:30] |
|
ネットで蟻川岳のことを調べると実に分かりやすい地図があり、簡単で眺めも良さそうなので、瀧峩山とセットで登ることにした。
|
道は中之条市街から大道峠に向かい、細い林道に入ると小高い畑の斜面にある。駐車スペースとして地図にあった場所に停め、出発する。登山口には、『蟻川岳登山口』の道標が立てられている。斜面を登ると畑の右にお墓がある。すぐに雑木林になり、登山道ははっきりしている。やがて岩の多い斜面に出て、すぐに山ノ神という場所に出る。ここには大きな石碑が建てられている。視界が開け榛名方面の眺めもいい。さらに進むと枯葉の中に丸太の階段が付けられている。風穴入口という看板があったので、そちらに入ってみると岩の間に小さな穴が開いている場所があり、風穴と看板があった。
|
元の道に戻り、一直線の登りで、平坦な場所に少し大きめの石祠がある場所に着く。ここが蟻川岳の頂上南端らしい。さらに北側に細い岩尾根を進むと山名板と旗のついた竹の棒が立てられた頂上に着く。見晴らしはいいのだが、残念ながら今日は天気が悪く、黒い低い雲に覆われてあまり見通しは利かなかった。ここにも小さな石祠があった。地元の信仰の山なのだろう。頂上まではあまりにあっけなく登ったので、帰りは西の尾根を下り、舗装された道路に出た。登山口よりはかなり離れていたので駐車場所まで30分かかって到着した。
|
蟻川岳に続いて、中之条から吾妻町に車を走らせ、瀧峩山登山口に向った。登山口は353号線を吾妻町方面に進み群馬原町駅の先の高架に登らずに右に入るとしばらくで到着する。駐車場に車を停め、上に登ると赤い屋根の不動堂がありその横には、滝が落ちている。案内板によればここには、東山と西山があり、観音山(瀧峩山)は、東山らしい。ここは岩櫃山の隣なのでほとんどが懸崖な岩場である。まずは胎内窟と書かれた岩穴に出る。その先にも北向観音窟、金掘穴などの岩穴を経て、杉林の中を登ると象ヶ鼻という大きな岩の分岐に出る。ここから頂上へはどちらを進んでも行けるので、周回することにする。
その後も南大岩窟、大日窟、秘密の窟、東大岩窟などを経て頂上に到着する。頂上には多くの石祠がある。眺望も良く、小野子山やすぐ近くの貯水池が見える。ここで一休みして、帰りは、見晴らしなどを経て、象ヶ鼻まで戻り不動堂まで降りた。降りた後、不動堂の横の立派な滝（不動の滝）を見物して帰途に着いた。