笠山、堂平山、大霧山 大霧山
埼玉県秩父市、東秩父村、皆野町、ときがわ町、小川町
笠山(837m)、堂平山(876m)、剣ガ峰(878m)、大霧山(767m)
【登山日】 2005年12月30日
【登山コース】
皆谷[8:05]→笠山[9:35]→笠山峠[10:00]→堂平山[10:27]→剣ガ峰[10:47]→白石峠[10:56]→[11:09]昼食[11:40]→定峰峠[12:07]→旧定峰峠[12:39]→大霧山[13:15]→粥新田峠[13:42]→皆谷[14:20]
ネットで外秩父七峰縦走ハイキング大会という記事を見て、時期的に参加は難しいので、それではひとりで登ってみようかと考えた。今回はとりあえず皆谷のバス停に駐車し、笠山、堂平山、剣ガ峰、大霧山をグルッと一周して歩いてみることにした。
笠山山頂 笠山峠からの笠山 皆谷のバス停付近の公衆トイレ脇のスペースに駐車して、まずは笠山を目指して歩き始めた。途中には、外秩父七峰縦走ハイキング大会のCPの看板や指導標が設置されているので、迷うことなく進むことができる。荻平T字路の看板の辺りから登山道らしくなった道を登る。葉の落ちた木々の中を進み笠山の頂上に到着すると、低山ながら遮るものがなく見晴らしはいい。日も高くなり少し暖かくなってきたので、ここで一休みする。笠山にはもうひとつ神社の祭られたピークもあるのでそちらに移動する。笠山からは登りと反対側の尾根を一気に下る。下りきったところで、道路に当たり、そこには外秩父七峰縦走の看板で笠山峠と書かれている。今度は堂平山に向けて登る。頂上手前には、木を刈り、芝生で敷き詰められた気持ちの良さそうな斜面があり、その向こうに天文ドームが見えてくる。ここからも眺めはよく、車道が頂上付近まできているので散歩している人も多い。頂上は天文ドームの裏にひっそりとあった。
堂平山 天文ドーム 堂平山からは、車道を通ったり、登山道のようなところを通りながら進む。木の階段を登ったところに、剣ガ峰の展望台施設があり、これから進む白石峠の先の電波施設も見える。展望台付近には、『摩利支天 剣峯大神 大山祇命』の石碑があり、これが剣ガ峰の頂上らしかった。再び、下ると車道に出る。そこには白石峠の指導標が立っていた。ハイキング大会では、車道が隣接していてこのコースはいざというときの救急体制がとりやすいのかもしれないが山歩きとしては少し歩くとすぐに舗装された車道が出てくるし、山に木はほとんどが植林だし、つまらないものになってしまう。白石峠から登り、ピーク付近では先ほど剣ガ峰から見えた電波施設は巻いて進む。そろそろお腹も空いてきたので、植林地の日当たりもよく眺めも良さそうなところで休み、昼食をとった。その先に進むと電波施設の補修路なのかピークから下ってくる道と合流した。更にピークを越えて、舗装された道路に出るとそこには売店があり、バイクのツーリンググループが休んでいる定峰峠に出た。 
定峰峠 大霧山山頂 定峰峠から大霧山までが今回のコースの中で一番山歩きらしく、稜線歩きで気持ちがいい。獅子岩、旧定峰峠と進み、いくつかのピークを越えながら道標によると3.4km歩く。大霧山の頂上に飛び出すと、周りには遮るもののない素晴しい眺望である。今日最後のピークを楽しんで、後は下るだけとなる。下って、舗装道路に出るところには東屋があり、指導標には『粥仁田峠』と書かれている。地形図もガイドブックも『粥新田峠』とあるので少し違和感を感じる。どちらが正解なのだろうか?最後は舗装道を下る。途中にはみかん畑もあり、この付近の気候の温暖さに驚かされる。いつもとは違ってピストンではない縦走コースは楽しかったがやはり道がいろんな所まで入り過ぎているのは興ざめであった気がする。
TOP 記録 2005
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