二子山、南天山
埼玉県中津川村
二子山(733.9m) 南天山(799.1m)
【登山日】 2004年 5月 1日
5月連休は、雑用があり今日しか山に行けそうもなかった。インターネットでいろいろな山を調べていると国道299号線の志賀坂トンネルから先が交互通行ではあるが、通行できるようになったとあったので二子山、南天山に出かけることにした。そして、もう一つ下仁田から上野村に新しいトンネルが抜けたという記事も目にしたのでそちらを通って登山口に向かった。
二子山
【登山コース】
登山口[7:00]→股峠[7:43]→東岳[8:04]→西岳[9:13]→登山口[10:27]
麓から見た二子山 朝5時に家を出て、下仁田インターチェンジまで1時間、下仁田から桧沢方面に向かい新しい湯ノ沢トンネルを抜けて上野村役場付近まで30分(今までに比べると半分ぐらいに時間だ!)、そして登山口まで30分で到着した。志賀坂トンネルを抜けて、信号のついた交互通行を下ってくると登山口らしい標識がカーブのところにあった。これは帰りに降りてくる予定の場所らしかった。さらに下って民宿「登人」の裏の道に入り、適当な場所に自動車を止めて、標識のある登山口に取り付いた。
ヤマブキの花 ニリンソウの群生地 登山口からはすぐに沢沿いの道になる。周りには新緑が芽吹き、ニリンソウやヤマブキなどの花が咲き始めていた。沢を離れると植林の登りになり傾斜を増してくる。股峠の手前には、ニリンソウが群生していてちょうど満開のときで見事である。やがてローソク岩との分岐を過ぎて股峠に到着する。峠には標識のほかに案内図のかかれた表示板もある。一休みして、まずは東岳から登ることにする。
東岳下りの鎖場 急な樹林の道を登るとすぐに岩稜地帯に出る。鎖のついた巻き道を進み、次に痩せてはいるがほとんど危険のない尾根道を進むと何回かのアップダウンで頂上につく。後ろを振り返ると、新緑の西岳がとてもきれいである。ガイドブックでは1ヶ所とても危険な場所がるとあったが、どうやらそこは鎖のついた巻き道の反対側のようである。この新しい鎖の記述はガイドブックに見られなかったので、鎖は最近取り付けられたようである。したがって、危険か箇所はほとんどないようである。
東岳から見た西岳 西岳頂上 東岳からは一旦股峠まで戻って、反対側の西岳に進む。西岳へは案内板によると上級者コースと一般コースがあるようである。ここは上級者コースに挑戦してみようとそちらの道に入ったがよく分からず、結局一般コースを登った。一般コースといえども急峻な岩場の登りがあり、鎖も設置されていた。頂上稜線に飛び出すと上級者コースと合流する。周りは遮るものもなくすばらしい眺めで、先ほど登った東岳も目の前に見える。西岳頂上で眺望を満喫しながら一休みして、さらに西側に進んだ。しばらく行くと、群馬県方向には頭を削られて平らになっている叶山が見下ろせた。そして、急峻な岩場の下りを慎重に降りると片側が伐採された稜線の道になり、志賀坂峠とロウソク岩の分岐に出た。後は二子山のすばらしい眺めを楽しみながら登山口へと下った。
南天山
【登山コース】
登山口[11:38]→方円の滝[12:00]→[13:19]南天山[13:35]→登山口[14:34]
登山口 方円の滝 民宿『登人』から一旦志賀坂トンネルまで戻り、八丁トンネル方面に進む。両神山の八丁峠登山口を過ぎ、日窒鉱山を過ぎ、中津川林道に進み温泉施設の奥に入ると南天山の登山口の看板があった。登山道は沢沿いに登っている。エンレイソウやヤマブキその他名前を知らない花々が春を告げるように咲いていた。すぐに方円の滝(ガイドブックでは????)の看板とベンチのあるきれいな滝に着いた。
南天山頂上 頂上から見た帳付山方面 やがて稜線に出るとすぐに頂上であった。頂上手前にはもう終わりそうなアカヤシオが咲いていた。頂上は岩のピークで、周りには遮るものがなく両神山をはじめとする周りの山々を一望することができた。ここで本日の遅い昼食とした。帰りは忠実に登ってきた道を戻り、春を満喫した山歩きを終えた。
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