鍋割山 朝日のあたる鍋割山
群馬県富士見村 標高 1,332m
【登山日】 2004年 1月 1日
【登山コース】
箕輪駐車場[6:30]→荒山高原[7:20]→[8:00]鍋割山[8:20]→箕輪駐車場[9:10]
今年は、息子と初日の出を見ようということになって朝5時に起床して、赤城の鍋割山へと出かけた。6時に箕輪の駐車場に着いたがもうすでにいっぱいのようであった。奥の道の方に入れようとして、自動車が雪溜まりにはまってしまった。近くにいた人たちに手伝ってもらって出ようと試みたがだめで、駐車車両が多くもう少し空いてからならば脱出できるだろうといわれ、放置して登ることになった。
鍋割山の稜線 見事な雪庇 夕べ雪が降ったようで暮れに来たときよりも多いようである。登り初めから降りてくる人がいて、聞いてみると途中に踏跡がなくラッセルしなければならないので諦めてきたとのことであった。まあどうにかなるだろうと息子と登り続けた。 もうすでにいくつかのグループが先を歩いたようでラッセルの心配はなさそうである。しかし、荒山と荒山高原の分岐で踏跡がはっきりと荒山に向かっているのに誘われて途中まで登ってしまった。どうするか少し考えたがやはり分岐まで戻る方が日の出に間に合う可能性が高いと考えて戻った。もうすでに荒山高原に到着する前に日の出となってしまい、朝の駐車場のことや道を間違えたことで初日の出に間に合わなかったことをを息子に愚痴 られてしまった。(来年もう一度チャレンジしよう!!)
登ってしまった朝日 人で賑わう頂上 鍋割山に登る途中に、荒山の端から太陽が見え始めた。これを初日の出にしようということで、初日の出を拝んだ。やがて鍋割山の横に長い稜線上に出てこれを進んでいくと、夏道には雪が吹きだまり雪庇を作っていた。途中にはテントを張って一泊したグループなどもいた。天気は上々で、遠く富士山も見える。頂上には結構たくさんに人たちがいて皆湯気を立てて暖かい物を食べていた。われわれも温かいお茶を飲んで一息ついた。食事は 家で準備しているのですぐに降りる始めた。そうなると雪溜まりにはまった自動車のことが不安になってくる。駐車場に到着し、車を脱出させようとしたがやはりだめで降りてきた団体の方たちに手伝っていただいて30分ぐらいかかりやっと出ることができた。正月からいろいろな人たちのお世話になり、他人の親切のありがたみが身にしみた。もし逆の立場で困っている人たち会ったならばぜひ同じようにしようと強く感じた新年初登山であ った。
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