鹿俣山、尼ヶ禿山 ブナの林
群馬県みなかみ町、沼田市 鹿俣山(1,637m)、尼ヶ禿山(1,466m)
【登山日】 2003年 5月24日
【登山コース】
センターハウス[7:10]→玉原湿原→尼ヶ禿山[8:20]→長沢(玉原越え)[9:10]→ブナ平[9:25]→[10:16]鹿俣山[10:35]→ブナ平[11:10]→センターハウス[11:32]
今日は、近場で緩やかな山歩きがしたいと思い玉原湿原の尼ヶ禿山、鹿俣山に出かけた。もう水芭蕉には遅いが、湿原には何か花が咲いているのではないかの期待を持って出かけた。
水芭蕉 尼ヶ禿山 玉原湖を巻いて一番奥のセンターハウスの前まで入り、駐車した。もうすでに数台が停まっており、隙間を見つけて置いた。センターハウス脇の車止めの横の舗装された道を下り、まず玉原湿原を見に出かけた。湿原までの道沿いにはまだタムシバの白い花がたくさん咲いて、目を楽しませてくれた。湿原入り口からは木道の上を歩くことになる。湿原には、予想とは違いまだ水芭蕉が咲いていた。その他には、タムシバ、ツツジ、花が咲く前のコバイケソウなどしかなくちょっと寂しい感じである。湿原を1周して尼ヶ禿山へと向かった。気持ちのいいブナ林を通り、途中では残雪を眺め40分ほどで尼ヶ禿山頂上に到着した。頂上からは玉原湖が見下ろせ、反対側には残雪の谷川岳も見えるようですがあいにくのガスでどちらもうっすらと見える程度でした。センターハウスには結構駐車車両があった割にはこれまで誰にも合わない静かな山歩きとなっていました。
ブナ地蔵 鹿俣山の残雪 来た道を戻るのはつまらないので、尼ヶ禿山からに玉原越え向かった。こちらから鹿俣山へ登るのである。ブナ平の気持ちいいブナ林から笹原を抜けて、スキー場を右に見ながら鹿俣山に登り始めた。途中スキー場を横切るところではシーズン中ゲレンデとなるところにかなりたくさんの残雪の部分があった。スキーリフトが下の方に見えるところに出るとすぐに頂上に着いた。尼ヶ禿山とは対照的に鹿俣山への登山道はブナ平から頂上まで結構たくさんに人達がいた。ここからは、上州武尊山がまじかに見えるはずであったが、尼ヶ禿山のときよりガスが巻いて何も見えない。ブナ平まで下り、ブナ地蔵やたくさんの名木を眺めながらブナ林を楽しんだ。ここでこの季節に一番いいのはこのブナ林の新緑だと思う。山としては2つともつまらない。駐車場に戻ると朝とは打って変って、駐車場以外の路上にも自動車があふれている。ほとんどの人は山に行くようなスタイルではなく、どうやら玉原湿原を散策しに来ているようである。軽い山歩きであったがブナ林に癒された感じがする。今度はぜひスノウハイクに来てみたいなと思った。
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