岩菅山 岩菅山
長野県山ノ内町 岩菅山(2,295m)、裏岩菅山(2,341m)
【登山日】 2002年 8月25日
【登山コース】
一之瀬(聖平上)登山口[7:18]→アライタ沢[7:42]→ノッキリ[8:44]→岩菅山[9:15]→[10:00]裏岩菅山[10:40]→岩菅山[11:15]→登山口[12:40]
どこに行こうか迷ったが危険な箇所もなく涼しいであろう岩菅山に行くことにした。東館山から歩いて登ろうと思っていたのだが夕方から飲み会があるために家に早く帰らなければならないので、直接岩菅山を目指すことにした。
アライタ沢 もうすでに登山口の周りには数台の車が止まっている。天気はあまり芳しくなく、草も濡れている。頂上方向はガスっているが青空も少し見えてきているので回復を期待し、仕度を整え出発である。用水路沿いに歩いていくとスラブ状の岩の上を流れる川に出た。ここがアライタ沢(荒板沢)と呼ばれるところのようである。ここまでは比較的ゆるい登りであったがここからやや急になってきた。
ノッキリから寺子屋山方面 頂上の避難小屋 木の階段などを登り、岩菅山との中間点の看板を過ぎた辺りから樹木の間より岩菅山が見え始めた。ガスも少し途切れ日も出てきたようである。途中の道にはリンドウやヤマママコグサなど咲き、御前橘も赤い実を付けている。登り切った岩菅山と寺子屋山の鞍部がノッキリと呼ばれるところである。あとは稜線上の岩場を登り上げれば頂上なのだが急な坂は結構きつい。頂上は岩ばった所に祠があり奥のほうに避難小屋のようなものがあった。記念撮影をしてまだ時間も早いので、向こうに見えている裏岩菅山を目指すことにする。裏岩菅への道ははっきりしているのだがあまり歩かれていないのか、場所によっては足元が見えないほど笹が深く、露でズボンは濡れ、登山靴もこの間の飯縄山の二の舞でぐちゅぐちゅになってしまうかと不安になった。
裏岩菅山 烏帽子岳方面 焼額山方面は眺めが良いのだが魚野川渓谷方面は霧に覆われて見えない。そんな稜線を上り下りして裏岩菅山に着いた。時間的に早いが、朝食も早かったので、お昼にして休憩を取る。その間誰もこの頂上には現れず独り占めである。ガスも時々晴れて烏帽子岳や鳥甲山と思われる方面も見えた。風もさわやかで気持ちがいい。家の妻に連絡する。再び岩菅山頂上へと戻る。途中には裏岩菅に向かう人たち数人にあった。(今まで独り占めでラッキー)頂上からノッキリ方面を眺めると東館山からロープウェイで来たのか女性の集団や明らかに団体と思われる人たちが大挙して登ってきている。時間的には早かったせいか静かな山行きができたようである。
TOP 記録 2002
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