飯縄山 飯縄山
長野県長野市
飯縄山(1,917m)、瑪瑙山(1,748m)
【登山日】 2002年 8月 5日
【登山コース】
戸隠中社駐車場[5:30]→登山口[6:00]→萱の宮[6:25]→[8:00]飯縄山[8:25]→瑪瑙山[9:15]→スキー場駐車場[9:55]→戸隠中社駐車場[10:30]
用事があって長野に出かける。用事は昼頃からなのでその前に山を歩こうということで、前夜戸隠中社の駐車場に12時半頃に入りそこで仮眠をとった。同じような目的なのか、きれいで広い駐車場にもう一台自動車が止まり同じように車中泊をし始めた。予想とは違いあっという間に眠り込んでしまい、目覚めると4時44分だった。駐車場にはボランティアなのかあるいは戸隠神社の信者なのか駐車場を掃除する人たちが周りで3人ほど働いていた。もしかするとその音で目覚めたのかもしれない。しばらく車中でごろごろし、その後起きてその人たちに朝の挨拶をしてトイレに行った。そして、前夜持ってきた魔法瓶のお湯でカップ麺とカップパスタの朝食をとった。そして、半日ぐらいで登れるので計画していた飯縄山に出発である。
戸隠中社 萱の宮 アルペンガイドに従って、戸隠中社にお参りをした後登山口まで歩き始めた。参道から林道のようなところを歩きさらに進んでいくとチビッコ忍者村にその道は入っていってしまうようであったが、ガイドブックに従えば間違いはないのではないかと半信半疑で不安になりながらさらに進んでいった。やがて、チビッコ忍者村を通り過ぎやっと登山口の標識を見つけた。登山口からはやっと登山道らしい道となり登り始める。両側の草が朝露でぬれておりズボンが濡れる。樹林の中を登っていくと萱の宮と呼ばれる鳥居と祠に出会う。ここを通り過ぎると道は今までより急になった。
飯縄山頂上 戸隠・乙妻方面 萱の宮からしばらく樹林の中の急登を登ると右側に景色の開けた登山道となる。今朝は周りに雲が多くあまりいい景色は望めないようである。しかし雲の間から少しだけ臨む周りの山々は登りの疲れをいやしてくれる。その上登山道の両側にはギボウシ、ツリガネニンジンなどの花々がたくさん咲いている。やがて右側から登ってくる登山道と合流する。合流点から少し登ると道はなだらかになりそこに奥社が鳥居とともにある。ここからは周りの眺めも良く、少し雲もとぎれた戸隠山から乙妻山が望める。また、進行方向には飯縄山の頂上のようなピ−クも見える。ひも出てきて暑いがとても気持ちがいい。ここらあたりがニセピークのようである。山頂に到着するとそこは広く、立派で太い山頂の標識がある。もうすでに先客が1組いたがすぐに霊仙寺山方面へ下山していった。山頂の独り占めを存分に楽しみ、家にも電話をする。戸隠・乙妻方面は少し見えるが妙高・火打方面の展望は望めない。
瑪瑙山 飯縄山から瑪瑙山方面に向かうが、途中は濡れた草が足下に深く茂った登山道であっという間にズボンはびしょびしょになり、防水スプレーをかけてきた登山靴もこれだけの水分が長い時間ぬらし続けると効果もなくなるらしく少しずつ中にしみてきた。気持ちのいい尾根を登り上げると戸隠スキー場のリフト最高点の瑪瑙山頂上に達する。スキー場のゲレンデを下り、ゲレンデ下からキャンプ場方面に向かう再び登山道に入る。下からは年配者の集団が瑪瑙山を目指して登っていくようで言葉を交わす。スキー場から舗装された一般道をどんどん下った。途中にはペンションや会社の保養施設がたくさんある。駐車場に到着し、着替えた後はまだ時間があるので戸隠奥社へ行ってみると、奥社が戸隠山の登山口だということに初めて気が付いた。
TOP 記録 2002
inserted by FC2 system