三国山、大源太山、平標山 平標山からの稜線
群馬県みなかみ町、新潟県湯沢町
三国山(1,636m)、大源太山(1,764m)、平標山(1,983m)
【登山日】 2002年 7月 7日
【登山コース】
三国トンネル登山口[6:55]→三国峠[7:20]→三国山[8:15]→三角山[9:30]→大源太山[9:55]→平標山の家[10:40]→[11:30]平標山[11:50]→大源太山分岐[12:47]→三国山分岐[13:50]→三国峠[14:20]→登山口[14:40]
例年よりも気候が暖かく、花の開花も今年は早いので、三国山ではニッコウキスゲが満開ではないかと考えて、三国山へ登ろうと出かけた。
ニッコウキスゲ 延々と続く木道 トンネル手前の駐車スペースに車をおくとそのすぐ隣の車の主は、登山準備をしていた。軽く挨拶を交わし出発が重ならないようにゆっくりと身支度をしてさあ出発である。樹林帯の中を花を見ながら少し歩くとすぐに三国峠に着いた。そこには神社があった。家を出たときには曇り空であったがこのあたりでは日も差し神社の後に大きく三国山がそびえていた。三国峠から三国山に向かって延々と続く木道を登るとやや平らで広くなった花畑に到着する。ここまで登ってくる途中にもたくさんの花が咲いていたが、この花畑にはニッコウキスゲが一面に咲いていた。新潟からきたという年配の男性と話をするともう1週間ぐらい後だと満開となるのではないかとのことであった。(実はこの男性も今年は花が早いと思い昨年より1週間早く来たとのこと)ここまでならばすぐに来られるので来週もう一度来ようと思い山頂に向けて出発した。(その後、7月10日に台風が本土に上陸し、国道17号の永井橋付近で土砂崩れがあり全面通行止めで残念ながらニッコウキスゲは来年のお楽しみになってしまった。)
三国山から南側の眺め 平標山への稜線 登る途中からは浅間山、赤城山、子持山、榛名山などが南に見え、北には苗場山の長い頂上が見えた。どうやら今日の1番乗りのようで後から1人だけ登ってきた。一休みして、北の斜面へ下ろうとすると正面にはこの間デジカメを忘れてしまった平標山、仙ノ倉山が鮮やかに見えてきた。予定では、大源太山までのピストンを考えていたのだが平標山まで行こうかどうしようか迷い始める。
大源太山山頂 幾度かアップダウンを繰り返し、三角山頂上に到着した。大源太山が前に見えその後には平標山がきれいに見えている。この登山道では、今朝、山の家を出発したという年配の女性グループとすれ違っただけである。静かな山である。三国山からそれほどの時間もかからずに大源太山の頂上に着いた。頂上からは、平標山がはっきりと見えており、少々不安な帰りのことも忘れ、平標山に行くことに決める。
平標山の家 ニッコウキスゲ 稜線伝いに気持ち良く、花を愛でながら平標山の家に着いた。途中ギンリョウソウを見つけたりいろいろな発見があった。平標山の家はさすがににぎわっており、暑いことと予定よりロングウォークになったことで背負ってきた3リットルに水も怪しくなったので山の家で補給する。実に冷たくてうまい。山の家から延々続く木道はさすがに今日はこたえた。休み休み登りあげ頂上に着いた。途中は晴れていたのだが頂上に到着する頃には霧がしたから吹き上がり仙ノ倉山方面はガスで隠れて全く見えなくなってしまった。頂上で記念撮影をし、木道に腰掛けて昼食をとった。ここまで足をのばして良かった。この間のデジカメの故障の後悔が晴れた。すっきりした気分である。後は長い帰り道を戻るだけである。帰りはかなり疲れたが、それでも2時間半で登山口に戻った。行きには気が付かなかった花も見つけだし、大満足の山登りであった。
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