袈裟丸山 袈裟丸山と八重樺原
群馬県みどり市 後袈裟丸山(1,908m)
【登山日】 2002年 5月30日
【登山コース】
郡界尾根登山口[9:15]→八重樺原[9:40]→[11:15]後袈裟山[12:10]→登山口 [13:20]
今日は、休暇を取ったのでどこか遠くの山へ出かけようと思っていたが、なぜか朝起きる元気がなくて7時まで寝てしまった。そこで鍋割山のツツジでも見に行くかと思ったが、シャクナゲが見たくなり、もっとも楽な袈裟丸山群界尾根コースへ出かけた。
歩き始めのツツジ 八重樺原 122号線小中から林道に入っていくとしばらくは舗装された道が続くが、やがて未舗装の林道となりえんえんと荒れた道が続く、本当に登山口はあるのかと思うくらい奥に登山口があった。登るのが楽な分だけ林道を走る距離は長い。もう登山口には、数台の自動車がとまっていた。準備をして登り始める。今日はあまり調子が良くない。先行の単独行の高年の人を追い越そうとして、すこしペースを乱し疲れ気味である。長い木道の登りが続く。木道を登り切ると新緑の白樺に囲まれヤマツツジが咲いていた。しばらく平坦な道を歩くと視界の開けた笹原に達する。ここが「八重樺原」と呼ばれているところである。右には袈裟丸連峰が見え、日当たりの良いとても気持ちいい笹原の尾根道である。登りでヒートアップした体にそよ風が気持ち良く当たる。頂上の展望や花もいいがこういう笹原も大好きである。
後袈裟山山頂 シャクナゲの花 やがて、尾根づたいの登りになる。このあたりはシャクナゲは終わってしまったようだ。ときどきシロヤシオが咲いている。尾根伝いの登りはだんだん急になり、高度を上げていくとともにシャクナゲの花が多くなり、後袈裟山山頂直下ではまさに満開である。すばらしいシャクナゲの花々で大満足である。頂上には2人の登山者がいた。後から登ってくる人もこの2人も皆、前袈裟丸山へと向かっていた。今回あまり調子が良くないこととついこのあいだ塔ノ沢コースから前袈裟山、後袈裟山と登ったので今回はここまでとした。天気は春霞のようで赤城山さえよく見えない。お昼を食べゆっくり休み、下山する。シャクナゲの花を堪能し、八重樺原を楽しみあっという間に登山口についてしまった。ここのところ長い山行きが続いたせいか短く感じた。(しかし、やはり調子が悪かったのか、その後、久しぶりの筋肉痛に襲われた。)
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