浅間隠山 浅間隠山
群馬県長野原町、東吾妻町 標高 1,757m
【登山日】 2002年 5月19日
【登山コース】
登山口[6:23]→シャクナゲ尾根[7:20]→コル[7:50]→[8:10]浅間隠山[8:30]→登山口[9:30]
今日は、シャクナゲの花が見たくて比較的楽に登れて、眺望のよい浅間隠山に登ることにした。二度上峠からは何回か登ったことがあるが、今回はシャクナゲ目当てなので、吾妻町方面からシャクナゲ尾根を通って登ることにした。浅間隠温泉から登山口までの林道は道幅も狭く、未舗装の悪路で、途中に沢を越える場所もあり、本当にこの道で良いのかと不安に思いながら進んだ。林道終点には車を7,8台停められるスペースがあった。
登山口 シャクナゲ尾根 いつものように時間有効利用(ではなく家族サービスを午後にするため)の早朝登山を開始する。前日の雨が嘘のように晴れ、陽光に生える新緑の中を歩き始めた。まずは、沢伝いの道を幾度かの渡渉を繰り返して登っていく。渡渉地点には指導標か丸木の橋が架かっているので迷うことはない。沢伝いの道を20分ほど歩くと、沢から離れて樹林の中の登りとなる。出発して1時間ほどで露岩のやせ尾根の急登となる。見通しがよくなり、浅間隠のピラミダルな姿が現れてきた。期待のシャクナゲがちらほら現れてきたが花はしなびていたりしてもう終わりのようである。かろうじて日陰になっているところには見頃のシャクナゲの花が見えていた。尾根を登りあげたところにはシャクナゲ尾根という立派な案内板があり、その後ろのシャクナゲはもう散っていたが、ミツバツツジが満開の花をつけていた。
頂上からの浅間山 頂上からの笹塒山方面 シャクナゲ尾根から平坦な道を進み、コルについた。ここから頂上まではひたすらの急登のようである。時々後ろを振り返ると北軽井沢の観光施設や白根方面の山並みが見える。途中には名前のわからない白い花が木々に咲いて満開のようである。息を切らしながら頂上に到着するとこんな早い時間(?)なのにもう先着者がいた。倉渕村の方から登ってきたようだ。言葉を交わしながら、周りの景色を見ると天気に恵まれ絶景である。浅間山をはじめ四阿山、白根山、谷川連峰など360°の眺望である。写真撮影と休息をして下山しようとするとまた新たな登山者である。百名山並みの人気の山なのかな?下りは資料の参考タイムなどよりもいつも早い。こんなに早い時間だと登山口付近で1,2組の登山者と会う程度なのだが今日は、いろいろな場所で9組近くと言葉を交わしすれ違った。案の定、登山口の駐車場は満杯で、私が出て行くときにも1台入ってきた。林道の途中にも数台の駐車車両があった。凄い人気の山だ!
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